気になる筋肉
・大胸筋の付き方
鎖骨の内側1/3、胸骨、肋軟骨、腹直筋鞘、上腕骨
・
腸回転異常症
腸回転異常症は、小児疾患である。
発生の段階で正常であれば腸管動脈を中心に270度程回転することによって腸の位置固定が行われるが、それが傷害された状態。
下記の腸の状態が一番多い。
固定(上行結腸、下行結腸、十二指腸)がうまくされていないため、何かをきっかけに中腸軸捻転を生じる(生後1か月以内に約80%の患者さんで中腸軸捻転による症状がでる)。放置すると腸管壊死。また、手術後は腸が短くなり(短小腸)、消化不良を生じる場合がある。
治療
開腹手術
(先天性)胆道閉鎖症
(先天性)胆道閉鎖症は、先天性の小児科疾患である。
原因
不明(遺伝性は明らかになっていない)
病態
胆道の閉鎖により、胆汁のうっ滞が生じる
症状
眼球結膜の黄染・便がクリーム色
進行すると、
肝臓が硬く触れれるようになる・脂溶性VitであるVitK吸収が阻害され出血傾向となる。
検査
胆道造影検査
治療
肝臓の外の胆管をすべて取り除き,肝臓側の断端を腸管で被うように,肝臓そのものと腸管とを吻合する方法(葛西手術)が行われる。
腸管を用いるこの胆道再建方法の基本は Roux-en Y型空腸吻合術(図左)という方法である。
この手術でもうまくいかない場合は、肝硬変が進んでしまうため、肝移植を行うしかない。