ヒビスタ日記

泌尿器科医師のブログ。日本人の泌尿器科リテラシーが上がることを願って記事書きます。

医学生の就活

久しぶりの投稿です♪

 

現在、就活中です

医学生の就活は、マッチングといわれます。

病院と個人の文字通り、マッチングですわ 笑

 

希望の病院の見学を何回もして、主要な先生方に顔を覚えてもらって、面接をうけて、、ってかんじですね。

普通の就活生より全然楽なんでしょうね。。

 

でも、面接の現行書いたりするうえで自分のことを見直すのは、とても楽しいですね。

ほんとに、自分ってこんなにわからないんだなって感じ 笑

 

とりあえず、いいこちゃんの回答を用意するけど、そんなにいい人じゃない 笑

 

 

って、物思いに老けながら、新橋のガストで久しぶりの投稿

こういうアウトプットって大事な気がします。

 

読んでくれたひと感謝します。

ぜひ、自分を見つめなおすいい方法があれば教えてください(^^♪

またまた✨

先天異常と悪性腫瘍の関連が指摘されているもの

 

白血病

ダウン症候群、毛細血管拡張性失調症、

 

・乳癌

Kleinfelter症候群

 

・大腸がん

家族性腺種性ポリポーシス(FAP)

 

・褐色細胞腫

VHL(von-Hippel Lindau)病、NF(神経線維種症)

 

・精巣腫瘍

停留精巣

 

・皮膚がん

色素性乾皮症

膀胱癌について

 

今回は、膀胱癌について

国試的には、urotherial carcinoma(UC、尿路上皮癌)が多数を占めることや、再発が多いという特徴は重要である。

 

  • 実習を通して見た膀胱癌の臨床

初期症状としては、ほぼ血尿であった。(肉眼的血尿は有名)他は、検診で見つかったりなど。

外来で肉眼的血尿を見たら、まず癌腫を疑い、膀胱鏡を行う。

膀胱鏡は検診でも行うが、ここで癌腫らしきものを認めた場合はTUR-BTに変更。組織を削る。その後、病理へ。

ここで病理によってそのステージ(主に壁深達度:TNM分類におけるT)を診断。

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*T1の場合、secondTUR-BTをする必要あり。これは、再発予防などの効果あり。

T2以上で筋層浸潤+であるため、膀胱全摘がfirst choiceとなる。

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尤度比について

 

陽性尤度比(Positive likelihood ratio)とは、

感度/1-特異度

陽性尤度比が高いほど、その検査が陽性の場合に疑ってた疾患の確率が高くなる

 

陰性尤度比(Negative likelihood ratio)とは、

1-感度/特異度

 

↓尤度比の使い方

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引用:神戸大学 感染症内科版TBL  岩田健太郎 著