血液内科整理事項

 

・骨髄所見について

標本は、スメア(細胞の形詳しく)と圧挫標本(骨髄の全体像確認)がある。

赤色髄:黄色髄(脂肪髄)=1:1(目安)

好中球~骨髄芽芽球(核小体確認できたらこれ)→(どんどん核がくびれていく)→前骨髄球や後骨髄球→桿状球(核が2葉)→分葉球(核が3葉)

 

巨核球~血小板がここからちぎれていく(その像は確認可能、端に何か分裂しているような)。とにかく一番大きい細胞を見たらこれ。

 

形質細胞~細胞自体は楕円形。核が端に寄っている。核周囲明庭(核周囲が微妙に白い)確認可能。

※骨髄芽球が30%以上(WHO分類)だと急性白血病。それからはMPO(ミエロペルオキシダーゼ染色して骨髄性かリンパ性か判断・基準は3%)

 

・AML、CMLについて。

AMLは、芽球が増殖→他の造血能が障害→pancytopenia

    骨髄所見は、芽球の腫瘍性増殖

    ※M3(前骨髄球性急性白血病)~

CMLは、すべての系統が増殖→血球多すぎ→過粘稠症候群etc

骨髄所見はとにかく窮屈な感じ・脂肪髄が少ない(一見にしかずな感じ)

AMLに比べて症状少ない。とにかく怖いのは急性転化。急性転化は、CMLに新たな遺伝子異常が加わることによって生じるらしいが、急性転化してしまったらほぼ死ぬ。そのため治療の目的は急性転化する前に押さえること。近年は薬

剤の進歩により急性転化減少。

※25%程度にPh染色体陽性←予後不良因子

 

※Ph染色体(フィラデルフィア染色体について)

t(9;22)→BCR/ABL遺伝子(転座により合体した)生じる。これが生じた染色体をPh染色体と呼ぶ→転写されてBCR/ABLチロシンキナーゼ生じる。これが細胞のアポトーシス抑制。→腫瘍性増殖

Ph染色体陽性の時の治療は、イマチニブ←BCR/ABLチロシンキナーゼのATP結合部位を阻害することにより阻害。