小児てんかん
100人に1人の頻度
発症時期は、乳児期や学童期に多い
(原因による分類)
特発性てんかん〜原因不明
症候性てんかん〜先天性のものや疾患に続く
(症状による分類)
・部分発作
単純発作
複雑部分発作(意識障害が伴う→フラフラしたりする)
・全般発作
欠伸発作(ぼーっとする症状)
強直間代発作(1分程度の発作後、数時間の睡眠や頭痛など)
脱力発作
ミオクロニー発作(軽症のものはピクッとなるだけで気付かれないことも)
*熱性てんかん
発熱を伴うてんかんのこと
発熱により、脳の気質異常が起きることを懸念する(小児のインフルエンザには注意)
時々、乳児重症ミオクロニー発作(熱性てんかんを契機に発症し、その後熱を伴わずともてんかんを起こすようになってしまうもの)といった難治性のものが隠れている。
*West症候群
小児難治性てんかん症候群の一つ
1.てんかんスパスムスのシリーズ形成
2.ヒプスアリスミア
3.知能精神発達の停滞、退行
を3徴とする。
治療は、抗てんかん薬
(部分発作には、フェニトイン、カルバマゼピンetc
全般発作には、バルプロ酸etc)