ヒビスタ日記

泌尿器科医師のブログ。日本人の泌尿器科リテラシーが上がることを願って記事書きます。

慢性心不全に対するβブロッカー使用効果

 

慢性心不全に対して、βblockerを使用すること多い。(今では、予後を改善することが分かっているためよく使用される)

※もちろん、多量に使用すると心臓の動きが悪くなって逆効果

(使用するときは、少量から開始し少しずつ増やしていく)

 

βblockerに期待する作用

①徐伯化による真菌消費エネルギーの現象

②心拍数減少による、左室拡張の改善

③R-A-A系の抑制

④筋小胞体のリアノジンレセプターの機能改善

 

これらによる作用により、予後をよくする。

 

※ちなみに、心不全時の利尿薬の使用について

肺水腫+右心不全所見(浮腫・肝腫大etc)で使用ok

あと確認するとしたら、四肢の温度(循環)

血圧は、低血圧じゃなければokぽい