2016-12-12 腸回転異常症 腸回転異常症は、小児疾患である。 発生の段階で正常であれば腸管動脈を中心に270度程回転することによって腸の位置固定が行われるが、それが傷害された状態。 下記の腸の状態が一番多い。 固定(上行結腸、下行結腸、十二指腸)がうまくされていないため、何かをきっかけに中腸軸捻転を生じる(生後1か月以内に約80%の患者さんで中腸軸捻転による症状がでる)。放置すると腸管壊死。また、手術後は腸が短くなり(短小腸)、消化不良を生じる場合がある。 治療 開腹手術 ※引用:腸回転異常症 — 日本小児外科学会