18トリソミー(エドワード症候群について)
エドワード症候群(18トリソミー)
1/3000〜1/10000人の頻度で見られる先天性疾患である。
妊娠中に50-90%が淘汰され、生後生存率は、2ヶ月までには半数が亡くなり、1年生存率は10%程度である。
(臨床症状)
耳介奇形(低位もある)
後頭部の突き出し
首が短い
心疾患(ファーロー四徴症など)
悪性腫瘍
屈曲拘縮(グーでにぎったまま)
人工心肺装置による肺へのダメージについて
手術などによって人工心肺装置を装着した場合には、肺へのダメージが懸念される。
これは、人工心肺を使用することによって血液が人工心肺装置のチューブを走るため、ストレスがかかり、これによって好中球が活性化するため。
好中球が活性化することによってサイトカインの放出が生じたりすることにより、肺血管壁を傷害し、ARDS状態となり肺高血圧へと進行する。
慢性心不全に対するβブロッカー使用効果
慢性心不全に対して、βblockerを使用すること多い。(今では、予後を改善することが分かっているためよく使用される)
※もちろん、多量に使用すると心臓の動きが悪くなって逆効果
(使用するときは、少量から開始し少しずつ増やしていく)
βblockerに期待する作用
①徐伯化による真菌消費エネルギーの現象
②心拍数減少による、左室拡張の改善
③R-A-A系の抑制
④筋小胞体のリアノジンレセプターの機能改善
これらによる作用により、予後をよくする。
※ちなみに、心不全時の利尿薬の使用について
肺水腫+右心不全所見(浮腫・肝腫大etc)で使用ok
あと確認するとしたら、四肢の温度(循環)
血圧は、低血圧じゃなければokぽい