膀胱癌について

 

今回は、膀胱癌について

国試的には、urotherial carcinoma(UC、尿路上皮癌)が多数を占めることや、再発が多いという特徴は重要である。

 

  • 実習を通して見た膀胱癌の臨床

初期症状としては、ほぼ血尿であった。(肉眼的血尿は有名)他は、検診で見つかったりなど。

外来で肉眼的血尿を見たら、まず癌腫を疑い、膀胱鏡を行う。

膀胱鏡は検診でも行うが、ここで癌腫らしきものを認めた場合はTUR-BTに変更。組織を削る。その後、病理へ。

ここで病理によってそのステージ(主に壁深達度:TNM分類におけるT)を診断。

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*T1の場合、secondTUR-BTをする必要あり。これは、再発予防などの効果あり。

T2以上で筋層浸潤+であるため、膀胱全摘がfirst choiceとなる。

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尤度比について

 

陽性尤度比(Positive likelihood ratio)とは、

感度/1-特異度

陽性尤度比が高いほど、その検査が陽性の場合に疑ってた疾患の確率が高くなる

 

陰性尤度比(Negative likelihood ratio)とは、

1-感度/特異度

 

↓尤度比の使い方

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引用:神戸大学 感染症内科版TBL  岩田健太郎 著

Prader-Willi症候群について

 

国試を解くうえで知っておくべきこと

 

Prader-Willy syndrome

①原因~染色体15q欠失

 

②症状

H3O+アーモンド様眼裂+低身長

※H3O

hypotonia(筋緊張低下)

hypogonadism(性腺発育不全)

hypomentia(知能低下)

obesity(肥満)

 

floppy infant生じる!!

 

cAMP(サイクリックAMP)

 

アデニル酸シクラーゼ

働き

ホルモン感受性リパーゼ増やす→脂肪酸の分解
(カフェインはcAMPの働きあげる)

肥満細胞のヒスタミン遊離抑制

平滑筋の弛緩作用
(cAMPが血管を拡張させようとする)

肝臓でのグリコーゲン分解促進

インスリン分泌促進

cAMPは、グルカゴン、アドレナリン、テオフィリンなどで活性化

 

腫瘍病理について

 

7月20日 病理臨時授業

腫瘍病変について

分け方
良性→上皮性
   非上皮性
悪性→上皮性=癌
   非上皮性=肉腫

浸潤性
or
非浸潤性
(浸潤性かどうかの見分け方~病理画像において、腫瘍が基底膜を超えているかどうか)
(浸潤性だと、抗がん剤治療、非浸潤性だと、その部分の摘出でok)

※上皮性or非上皮性の見分け方
病理画像において、細胞に結合性がある=上皮性
基本的に、上皮性とは腺管上皮細胞からのもの=分泌関連は上皮性
紡錘型細胞=非上皮性腫瘍
結合性がない=造血器腫瘍
※リンパ腫=悪性
※肉下種≠腫瘍、肉下種は組織球の集合体
※血腫=血管外での血の塊
※精巣上皮=上皮性でない。でも悪性。
※神経内分泌腫瘍=上皮性(gradeの高いものはカルチノイドと呼ばれる)

※腫瘍=塊という意味
ex) 結節性甲状腺